いばらの王 岩原裕二ISBN:4757723032

面白い、面白いんだがこの漫画に関してはネタバレされるのもするのも嫌なので内容の感想はなし。ラノベでいうと9Sとかダディフェイスあたりが好きな人にはお薦めできると思いますよ。
岩原さんの描くクリーチャーはトゲトゲがあっても全体的な感じが丸っこくてチャーミングで良いですな、タクティクスオウガのクリーチャーのチャーミングさに近いものを感じます。
ちなみになんでこのタイミングで読んでるかというと、今月号のぱふにインタビューが載ってましてそれが読みたかったからだったりします。しかしぱふはエマの森薫さんに続いてですか、ビームづいてますね。ぱふのインタビューも面白かったです。映画からインスピレーション受けてパクるのは基本ですよね。
あとここからはいばらの王とは関係無い話なんですが。
コミックファンが休刊してから紙媒体での漫画評論って物足りないなぁと思ってるのは自分だけですかね。ぱふにしろコミッカーズにしろどうしても女性向けじゃないですか、男性向けって云うとユリイカとかクイックジャパンなどの雑誌が特集組んだり、このマンガがすごいみたいなムック形式のにしろ年1回か2回でどうしても線としてつながっていかないんですよね。
まぁコミックファンだって季刊だった訳で漫画評論が主な雑誌なんて元々需要がないことぐらいは分かっているんですが、ネット見れば感想書いてるサイトがいっぱいあってアクセス数あるところはかなりある訳ですから、需要あるんじゃない?とか思ってしまうわけです。もちろんネットの場合はタダだからという部分も大きいと思うし自分はコミックファンが存命の時は立ち読みで済ませてたので金を落として貰うには評論だけじゃキツイとは思いますが。
え〜と、何を書きたいのかよく分からなくなってきましたが、とりあえず書きたいことだけ書くとネットの感想や評論にも魅力はあるけど、紙媒体での継続した連載や一つの特集を複数のライターが書く面白さ、それを企画する編集者が漫画に詳しい人だったら読み応えありそうじゃないですか、そのためには定期的に出る雑誌があった方が良さそうじゃないですか、という事です。後は雑誌だと資料としてとって置きやすいし。
いや、もっと単純に漫画家のインタビューは個人の感想サイトじゃ難しいし雑誌ならって話でもいいんですけど。