メイドなります!〜さよなら 青橋由高ISBN:4829657979

登場キャラを退場させずにやってきて、今まで登場したメイドは4人。サブタイトルに「さよなら」とあるとおりシリーズ4冊目の今巻はシリーズに一区切りをつけるであろう集大成、すなわち4人のメイド総登場であり、それが何を意味するかといえば1対4のハーレムプレイに他ならない。
なので読む前の興味がどーやってハーレムプレイに話の流れを持っていくかと、文章でハーレムプレイをどう描写するかに偏ってしまったのはしかたのないこと。
で、読んでみての感想ですが、ハーレムプレイへの話の流れはそれをする為に話を組み立ててるので、登場キャラの考えた方を理解出来れば無理の無い流れでむしろ強引さが足りないぐらいでした。
ハーレムプレイに関しては1対4というより1対1or2の状況が連続して続く感じで、なんだかあまりハーレムプレイのゴージャス感が無くてガッカリでした。まぁあんまり複数のキャラが入り乱れた状況を文章で描写するのは大変だとは思うのでしょーがないかとは思いますけどね。
まぁエロ方面では今一つでしたけど中盤での由香里さんの暴走に他3人のメイドが嫉妬に狂うところは読んでて楽しかったですよ。なんだかんだで登場キャラみんな仲いいですしね。