美鳥の日々8巻(完結) 井上和郎

ストラップは特にいらなかったので通常版を買いました。
僕は美鳥の日々は最初から好きだった訳ではないです、同時期にいでじゅうが始まってましてそっちを先に好きになったと言うのと、最初の1話、2話ぐらいを読んでさすがにこれはシンドイ設定だと思いスルーしてました。それが変わったのは単行本で3巻ぐらいまでを一気に立ち読みした時でそこでこの話は美鳥が本当の自分と向き合う為の話なんだなと感じたからです。そんなかとでコロッと態度が変わる自分もどうかと思いましたがここまで読んできて態度をかえて良かったと思ってます。
全8巻ということでさすがに中盤に中だるみ*1してる時期もありましたがラスト近辺のサブキャラを退場させつつ美鳥と正治を追い詰めていく展開は美鳥が本体に戻ることを決心させるに十分な説得力があったと思います。それに対する正治がそれまでの二人の思い出に執着するのも情けなくて良かったです。アニメのいなくなったとたん暴れてるのとは大違い…って比較するのが間違ってるんですけどね、どうしたって長さの問題があるし。
まぁ要は井上先生面白い漫画をありがとうございました、という事です。アニメしか視てない人は漫画も読んでもいいと思いますよ、まぁこんな文僕以外読みませんけど。

*1:生徒会長がらみの話とか。