まおうとゆびきり2巻 六甲月千春ISBN:4829116870

ガンダムドラクエ、GBSaGa、JoJoネタ他が冴えたり冴えなかったりの第2巻。自分はいきなりモテモテ王国ネタが出てきて笑いました。1巻にあった長台詞の羅列ネタが無かったのは少し残念ですが。
話はおっかねぇ道具だよどうしようって話といきなり親父が帰っていたよ、が身代わりをテーマにリンク…はあまりしてないか。
後半ネタが少なくなると話の強引さが気になるかも、まぁ自分は親父が追悼追尾気にくわなかったので割り引いて考える必要があるかもしれませんが。しかし硝子と同年代の男の子がまったくでてきませんな、なにか書くの嫌な理由でもあるんですかね、ラノベ読むような男性層には興味がわかないとか。
あとはネタかどうかは知りませんがあとがきで最近萌えなる概念を知ったとあって、なぜかスクール水着が出てきたり、語尾に「〜なの。」とか付く敵が出てきたりとそこらへん意識してるのかなぁと。自分は読んでて萌えよりも作者の萌えを書く事への嫌悪感の方を感じるので別に無理しなくてもいいとは思うんですが。