GS美神を読んだ。

全39巻、漫画喫茶で一日がかりでした。
読んで思ったんですが、絶チルを読んで感じるある種の息苦しさは作者が最初からGS美神の一番の長編で実質最後のエピソードだったルシオラ編にあたるものを書きたいっていうのが伝わり過ぎて来るっていうのがあるんじゃないのかなぁ。
まぁGS美神みたいに最初はコメディからスタートしてエピソードを重ねていく中でキャラの中に眠っている鉱脈を見つけて、それを使ってシリアスな長編につなげていくっていうのはある種奇跡的なことでそう何回も起きる事じゃないとは思うので、絶チルで最初から一番やりたいエピソードに向かって進んでいくのは悪い事じゃないとは思います。ただそれだとからくりサーカスとか武装錬金に新規のファンがあまりいなそうっていうのと同じ事になりそうな気はちょっとしますけど。
ちなみに自分がGS美神読み直して一番記憶に残ってたエピソードは横島が高校に復帰して机に吸い込まれるエピソードでした。どうも自分はオキヌちゃんが人間に戻ったあたりで脱落してその後はほぼ流し読みだったみたい。読み直して一番面白かったのはルシオラ編、好きなのは上記の高校のエピソードや記憶喪失になった横島を元に戻すエピソードとかしょうもないが好きです。
まぁ一番ツボだったのは[有]椎名百貨店1巻の知能を持ったネズミと小学生女子の話ですが、って結局ロリか。なんかちょっとあさりよしとおっぽい感じもしたんですか気のせいです。