ある日、爆弾がおちてきて 古橋秀之ISBN:4840231826

勢いで買ってみてはいいものの短編とSFと苦手科目が二つも入ってるのでどんなもんかな?と思ったんですが面白かったです。で、これってSFなの?道満晴明さんやガビョ布さんとか設定をひねってくるタイプのエロ漫画を読むのと同じような感覚で読んだんですが、ダメですか。SF様を侮辱してますか?
かわいいのが「おおきくなあれ」。切ないのが「ある日、爆弾がおちてきて」。この後に色々応用が利きそうだねって思ったのが「出席番号0番」。
一番好きで気に入ったのは「恋する死者の夜」狂った世界と平坦な日常、そして緩慢な死。好きにならずにはいられない。


黒古橋/白古橋で黒古橋を!って感想を読むとエロ漫画で陵辱もので人気の出た漫画家が和姦ものを書き出すと、和姦はいいから陵辱もの書けよ!って意見が出がちになるのを連想してしまいます。