永遠のフローズンチョコレート 扇智史ISBN:4757726279

ネタまみれの平熱殺人小説。個人的には殺人も含めてネタ的な部分よりもダウナーな青臭さ全開の科白がニヤニヤできて面白かったです。
みんな(自分が)大好き羅列ネタがあったのでメモ的に
P110の死神についての戯言

「何だっていいのよ。たとえば死神は白いワンピースの女の子で黒猫を連れていて鈴の音といっしょにやってくるかもしれない。私は人魚の肉を食べたのかもしれないし錬金術師の作ったお酒を呑んだのかもしれない。そもそも私は本当の不死者で戦争のために作られた兵士なのかもしればいし、実はトゲトゲバットを持った天使の不思議な呪文の力で蘇生しているだけなのかもしれない。その程度の問題だよね。

しにがみのバラッド
・ダディフェイス
・バッカーノ
・?
撲殺天使ドクロちゃん
といった所かな?一個分からん。
自分の読んだ所ではドクロちゃんやまおうとゆびきりにも同じようなラノべが元ネタになってる羅列ネタがあったけど、どっちもそのラノベが所属しているレーベルから持ってきてたのに比べると、これはファミ通から出てるのにほぼ電撃からですね。まぁこれはネタに持ってくる為の知名度ファミ通からでは足りないって判断なのかも?