どーなつ 北野勇作ISBN:4150308063

不思議な話だ、様々な男の話がそれぞれ語られていくようにみえて、しかし読み進めるにつれそれぞれが有機的に組み合わせっていることが分かる。有機的に組み合わさっていく事によって何かが浮かび上がってくるような感じも受ける。でもそれがなんだかぼんやりしていてよく分からない。
面白かったんですけどね、読み終わっても腑に落ちないというか、不思議な感じ。


しかしこの人の本はどれを読んでも同じような感想になってる気がするなぁ。まぁどれも似たような話だし。それでも他も読みたいと思うのは語り口が自分にとって好みだからだろう。