kanon 10話

ああ、消えるのか。
個人的には狐での実年齢に相応しい姿になって最終的に狐の姿に戻るとか、実は野生に返した数日後に大自然の掟の犠牲になってました。安易に人間が一度飼育した獣を自然に返すのは危険。とか、多少ブラックのオチがあったりしないかなーと期待してたんですが、そんなことやってたらこんなに人気出てないよな。

もうちょっと直接的な表現をしてみよう。
一緒に暮して、色々と世話をして、もっと一緒に居たいと願っていた真琴が消えてしまったってのが泣けるポイントであろうことは理解できるんですが、でも話としてはそんな悲劇だとは思わないんですけど。
まぁ理由は簡単で、真琴の正体は狐で、しかも祐一が子供の頃に出会ってるって事はもう7〜10歳ぐらいにはなってるだろうし、野生の狐でそんぐらい生きればもう寿命も近いんじゃないか?
だから若い女の子が何も知らずに奇跡の力を使ったせいで死んじゃう話とは思えなくて、むしろ昔の男を忘れられないお婆さんの元に訪れたラッキーボーナスぐらいの話に感じられたんですよ。だからと言って死んでもかわいそうじゃないって事にはならないとは思いますが。