灼眼のシャナ14巻 高橋弥七郎ISBN:9784840237192

常駐戦場、卑怯だろうが何だろうが、不意打ちで一撃で殺すのが一番の戦い方って考えを敵味方ともに持ってるこの作品はとっても清々しいですね!
"殺し"が有る気がしますよ、I編集長*1の言う所の"殺し"が。
I編集長の言う"殺し"とは何かと言えば、殺気と恐怖を併せ持った戦いが出来るという事で、普段は穏和に見えようが、心に"殺し"という"ドス"を忍ばせておけという事であり、常駐戦場。
その意味でこの巻で悠二に結論を出してもらう事を優先し、ミスを犯したシャナは不用意であると言え、まだまだ"殺し"が足りない。

「フレイムへイズが戦いの中で死ねれば本望でしょうが!」*2


以上。
殺し 活字プロレスの哲人 井上義啓 追悼本 Kamipro BooksISBN:9784757734593
2/23発売予定なんですけど、まだ登録されてないみたいですね。

*1:元「週刊ファイト」編集表の井上義啓さん、活字プロレスの創始者、昨年末に他界

*2:一応元ネタは去年の桜庭「HERO'S」移籍第一戦vsスミルノヴァス戦で、ボコボコに殴られても試合を止めなかったのを見た前田日明SVがレフェリーに「死んだらオマエ、どうすんだよ!」と詰め寄ったらしいと話を聞かされたI編集長が「そんなもん闘う男がリング上で死ねたら本望でしょうが!」と一喝したもの。多分今度出る本にも載ってるでしょう。